「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん。」
懐かしいリズミカルな掛け声とお椀の重なる音。
そしてこだわりの出汁で作った麺つゆのいい香り。
初めまして!
盛岡市出身で、現在ブラジルで観光開発を通じた地域おこしのボランティア活動をしている山口と申します。
今回は、そんな私が、地球の裏側・情熱の国ブラジルのサンパウロで開かれた、わんこそば大会の様子をお伝えします!
人種や世代を超えたわんこ交流
ブラジルには、現在、世界最大となる約190万人の日系人が暮らしています。
この日は地元の日系人やブラジル人、日本人駐在員の家族などが参加し、
人種や世代を問わず多くの人たちが熱戦を繰り広げました。
開催は今回で13回目。
岩手の食文化を多くの人に知ってもらい、楽しんでもらおうと始まったそうです。
参加者は、子供や男女などの部門ごとに
2分間あるいは3分間の決まった時間内に何杯食べたかを競いました。
背景には、開運橋から見える岩手山の絵も。
わんこきょうだいもブラジルで人気!?
珍しいイベントとあり、年々参加者や観客が増えているそうです。
応援する方も気合が入ります。
「Vai Vai!(行け行けー!)」
「がんばれー!」
ポルトガル語と日本語の応援が行き交います。
出場者全員にわんこきょうだいのハンカチがプレゼントされました。
オレンジ色のキッチンハンカチです。
そして部門ごと、一番多く食べた人にはトロフィーが贈られました。
競技の結果、3分間で86杯を平らげたJICAボランティアの相撲隊員が総合優勝!
地球の裏側ブラジルで盛岡の伝統文化を感じることができました。
ちなみに初出場の私は、今回2分間で26杯。
当日は競技の他、おそばと餃子が食べ放題だったため、先に食べ過ぎてしまいました。
来年はお腹を空かせて挑戦したいと思います!