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インタビュー

【スポットライトモリオカン】「ランニングで盛岡を盛り上げたい」Mori-Run Tokyo代表 佐藤 真理江さん

リトルもりおかは、岩手県盛岡市をキーワードにゆるくつながる首都圏の若者コミュニティです。盛岡に関係する人たちを“モリオカン”と定義し、「Enjoy Moriokan」をミッションに「こんなことをやったら面白いのでは!?」ということにチャレンジしています。

私たちは2017年に活動をスタートし、たくさんのモリオカンと出会いました。岩手山、さんさ踊り、南部鉄器、盛岡三大麺・・・・ 盛岡を愛する理由、盛岡とのかかわり方はさまざまで、そこには「もっと教えて!」と言いたくなるストーリーがありました。

そこで今回は、インタビュー企画「スポットライトモリオカン」と題し、盛岡を離れて活躍している方々にスポットライトを当て、盛岡との関わり方や盛岡愛をヒアリング。さらに、次のインタビュー対象者を紹介してもらい、リレー形式で話を聞いていきます。
さて、記念すべき1人目は、「いわて盛岡シティマラソン」を機に立ち上がったランニングコミュニティ「Mori-Run Tokyo」の代表・佐藤 真理江さんにオンラインでお話を伺いました。


(ランニングコミュニティ「Mori-Run Tokyo」)

「自分を変えてくれた」ランニングで盛岡を盛り上げたい

―― まずは、盛岡との関わりについて教えてください。

盛岡市下米内の出身です。現在は東京都内で働く傍ら、ランニングコミュニティ「Mori-Run Tokyo」を運営しています。東銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」を拠点に、昨年は「いわて盛岡シティマラソン」までに5回ほどランニングイベントを開催し、”街ラン”を楽しみながら参加者の皆さんと交流を続けてきました。
現在はコロナウイルスの影響で一緒に走ることは難しい状況ですが、オンラインでエクササイズイベントを行うなど、次の大会に向けて活動を続けています。

―― コロナウイルス感染症の拡大で厳しい状況が続いてますが、早く思い切り練習ができるようになるといいですね。「Mori-Run Tokyo」設立のきっかけはなんだったんですか?

そうですね。。。今振り返ると、きっかけは大きく2つあると思います。
1つ目は、当時どっぷりマラソンにはまっていたタイミングで、地元で初めてとなるマラソン大会開催の知らせを聞いたこと。
もう1つは、盛岡市の「盛岡という星でプロジェクト」のイベントに参加した際、首都圏にいながら盛岡のために活動している熱いモリオカンに出会ったことです。エネルギッシュな人たちからたくさんの刺激を受け、「自分も何かやりたい」と思いました。
そして、自分を変えてくれたランニングを通じて、東京から盛岡を盛り上げたいという想いで昨年「Mori-Run Tokyo」を立ち上げました。活動をはじめてみて驚いたのは、本当に様々なひとが参加してくれたことです。参加者の年齢は20〜70代までと幅広くて。県内出身者はもちろん、盛岡市に住んだことがある人、岩手県に親戚がいる人など。マラソン大会をきっかけに、初めて盛岡を訪れるという人も多かったです。「盛岡」と「ランニング」をキーワードに、こんなにもたくさんの人が集まることへの手応えと、今後の可能性を感じました。

(”街ラン”では、真理江さんが考えたルートを巡る。盛岡ゆかりの地では解説もしてくれる。写真は盛岡市役所東京事務所前)

走る中で学んだ「自信のつくりかた」

―― ランニングというコンテンツは本当に強いですね。マラソン大会が、地域おこしにもつながってます。それだけ魅力がたくさんあるんだと思いますが、真理江さんは昔から走ることが好きだったんしょうか?

実は、全然走ってなかったんです・・・。
過去にもリレーマラソンに出たことはありましたが、みんながやるから出場する、なんとなく人数合わせな感じでした笑。本格的に自分から走り始めたのはここ3年ほどです。

―― 意外ですね!ランニングへの愛が強いので、てっきり陸上部に所属していたり、根っからの長距離ランナーかと思ってました。走り始めたきっかけは何でしょう?

高校生までは運動部だったり、大学時代はさんさ踊りに夢中になったりと、身体を動かすこと自体はもともと好きな方でしたが、社会人になると運動習慣がパタリと途絶えてしまいました。。。
ランニングとの出会いは、東京の会社に転職したあとです。上京後、何もかもうまくいかない時期があって。そんな中、気分転換に、汗をかいてリフレッシュしようと、たまたま目についたランニングコミュニティに恐る恐る参加してみたんです。そこには私の知らない“新しい世界”がありました。はじめは皇居を1周するだけでも本当にきつくて大変でしたが、慣れてくると、走ることも、たくさん汗をかくことも、コミュニティメンバーと話すことも楽しくなって。気がついたら、まんまとはまっちゃってました。。笑

―― ランニングとの出会いは偶然だったんですね。そして「気が付いたら、はまっちゃった」、と。何がそんなにランナーを惹きつけるんでしょうか。

うーん、そうですね。私の場合は、走ったあとのご飯や、仲間が増えたり、魅力はたくさんありますが、1番は“自分に自信を持てるようになったこと”です。
ランニングは、練習をすれば、するだけ結果がついてくる競技なんです。前よりも1キロ長く走れた! 10秒もタイムが縮んだ!とか。自分自身を更新し、過去の自分とは別な自分に会うことが出来ます。ついこの前までは考えもしなかったフルマラソンを走り切った経験は、恥ずかしながら生まれて初めての成功体験でした。自分で立てた目標に向かって努力する。自信は他人によって作られるものではなく、自分で作るものなのだと実感することが出来ました。昔は、特に自信を生み出すような行動をしないまま、「自信がない」と言って怠けている自分を守ってたんです。ランニングに出会えて本当に良かったです。

不思議と盛岡に戻ってしまうモリオカンのDNA

―― なんだか私も走りたくなってきました笑。目標としていた昨年の「いわて盛岡シティマラソン」はどうでしたか?

地元での大会はやっぱり格別でした。特に印象的だったシーンは、スタート地点。号砲が鳴るときに、白鳥が見事なV字飛行で参加ランナーの頭上をすぎていったんです。そのときは「これこれ!これが盛岡なんですよー!!」って誇らしげになりました。思い返すだけで、泣きそうです・・笑
走っている最中は、さんさ踊りに出場した時の気持ちを思い出しました。たくさんの人が沿道で応援してくれて、知っている人にも声をかけてもらって、なんだか嬉しくて。それから、私の大好きな土地が、全国から集まったランナーの皆さんの思い出の地になっていると考えると胸がいっぱいになりました。

―― 私も走ったのですが、地元を走るのは格別ですよね。御所湖は本当にきつかったですが笑。10月に開催予定だった、第2回の「いわて盛岡シティマラソン」が中止になりました。今後の活動やビジョンを教えてください。

新型コロナウイルスの影響で、色々なマラソン大会が中止になっていて、残念ながら、「いわて盛岡シティマラソン」も中止になってしまいました。一方で、ステイホームで運動の大切さが見直された結果、ランニングの人口は前よりも増えている気がします。なので、来年までに仲間を増やして、団体としてパワーアップして活動ができたら、次の大会に出場することができたら、すごく嬉しいですし、今から楽しみです。

「Mori-Run Tokyo」には、目的のひとつに”盛岡のファン”を増やすことがあるので、そのために活動の幅も、参加人数も増やしていきたいです。あとは、もっと面白いイベントを開催したり・・・・野望を言えば、「Mori-Run」を世界に展開したり、オリジナルのマラソン大会なんかもやってみたいですね!

――「Mori-Run」が世界に!すごい、楽しみにしています。最後に、真理江さんにとって盛岡はどういうところでしょうか

私にとって東京がオンだとしたら、盛岡はオフ。盛岡は何をしても受け止めてくれる。それが私の中の盛岡です。大好きな岩手山も中津川も北上川も、何も言わず待っててくれる。待っている人がいるから帰る場所がある。自然と盛岡に戻ってくる白鳥や鮭の気持ちがより共感できるのも、盛岡を離れたからかもしれません。モリオカンにはそういうDNAが流れているんじゃないですかね。

 

佐藤 真理江さん

盛岡市下米内生まれ。小、中、高校、大学、社会人3年目まで盛岡市内で過ごす。学生時代には「ミスさんさ」として、盛岡さんさ踊りのパレードにも出場。2016年に上京し、2019年8月に「Mori-Run Tokyo」を設立。好きな福田パンは、「かぼちゃクリーム&ホイップ」。

Mori-Run Tokyoの活動予定は、下記のFacebookページをチェック!
Mori-Run Tokyoのページ

聞き手:リョウ

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